ポールによると当時、米政府は大騒ぎして4000万人にインフルエンザのワクチンを予防接種したが、 実際にはインフルエンザでは一人しか死亡しなかった半面、ワクチンの副作用(末梢神経が冒されるギラン・バレー症候群)によって30人(一説には52人)が死亡してしまった。 当時、まだ新人の国会議員だったポールは、政府のワクチン接種政策に反対した2人の下院議員の一人だったが、 当時を振り返って「あれは全くの金の無駄遣いだった」と話している。 彼は、今回の豚インフルエンザについても「ことの重大性を軽視するものではないが、冷静に対応すべきだ」と、政府の大騒ぎを戒めている。 (Ron Paul Warns Swine Flu Scare Will Be Used As Precedent For More Big Government) 豚インフルエンザの戦時体制 http://tanakanews.com/090430swineflu.php
昨年末12月31日、欧州議会(EUの議会)の保健衛生委員会(Health Committee)は、 昨年夏から豚インフルエンザが流行した際、 欧米の製薬会社が、ワクチンや関連医薬品の売り上げを伸ばすため、国連のWHO(世界保健機構)や国際医学界などに影響力を行使し、 インフルエンザに対する危機感を世界的に扇動した疑いがあるとして、調査を開始することを全会一致で決議した。 (EU To Investigate WHO 'False Pandemic' Scandal) インフルエンザ騒動の誇張疑惑 http://tanakanews.com/100112flu.htm